miwako 慈悲喜捨、4つの鍵を持つ🔑✨

こんにちは！

 

温もりホットYogaSalonGroupひよこ坂戸店、兎霞ヶ関駅前店インストラクターのmiwakoです。

 

今日はヨーガスートラから１節説明したいと思います。

ヨーガスートラの中でも、人気の１節です。具体的で役に立つ内容だと思います。

 

こちらをブログに書こうかなと思ったきっかけが、

比べるべきではないとわかっているけれど、素敵な人を見て、自分の今の状態に落ち込んでしまう…という声を聞いたからでした。

輝いている人を見て、うらやましいと思う気持ちわかります。

そのうらやましさが前に進むパワーになってくれるといいですが、ねたんだり落ち込んだり焦ったりする要因になると、苦しいですよね。

人間関係、こんな人が目の前にきたらどうしたらいいのか？

このスートラは教えてくれます。

 

ヨーガスートラ第１章第３３節

幸福な人には友好的に、悲しむ人には思いやりを、徳を積む人には喜びを、不徳な人を無視することによって、心の清澄を得ることができる。

 

ここでは人を４つのタイプに分けています。

そしてそういう人にたいして、どう接すると良いかも書かれています。

• 幸福な人…友好的に接しましょう。（慈）
• 悲しんでいる人…思いやりを持ちましょう。（悲）
• 徳を積む人…喜びましょう。（喜）
• 悪い人…無視しましょう。（捨）

 

この「慈・悲・喜・捨」の４つの鍵を持っていることで、４つの錠どれがきても私は開けることができる。そうすることで心の平安を保つことができるのだと説きます。

 

まず幸福な人に対しては、友好的に接しましょう。

その人をあなたの友にしましょう。

「あの人はすばらしいなあ、あんな人が増えたらすばらしいなあ…そして、私もいつかそうなろう」と考えましょう。

類は友を呼ぶのです。その人のすばらしいところが見えるということは、あなたの中にもそれがある、持っているということなのだと思います。

その素質があなたにさっぱりなかったとしたら、きっと相手のすばらしい部分は見えてもいないでしょう。

幸せな人を友にできたら、人の幸せを喜ぶことができたら、あなたは自分の幸せも喜ぶことができるはずです。

成功している人物のまわりには、成功者たちが集まっているという言葉も聞いたことがあります。

一緒に持ち上がりましょう。

 

 

悲しんでいる人に対しては、思いやりを持ちましょう。

具体的な助けが可能ならば、手をかしましょう。

できないのであれば、せめて良い言葉をかけましょう。

私たちはもうすでに豊かな人に対して優しくしがちである、と先生は指摘しました。

また、人の失敗に対し、批評めいたことを言ったり笑いの種にするよりも、同情しましょうといいます。

これも、他者に対するネガティブな態度を改めることです。

 

 

徳を積む人に対しては、喜びましょう。

これはひとつ目と似てるかもしれません。が

「徳」を調べたら、ウィキペディアにこのように書かれていました。

 

徳は、人間の持つ気質や能力に、社会性や道徳性が発揮されたものである。

徳は卓越性、有能性で、それを所持する人がそのことによって特記されるものである。人間にとって徳とは均整のとれた精神の在り方を指すものである。

…

 

徳の高い人というのは、あの人は善い人間だ、できた人だと言えるような人でしょうか。

徳の種類は気品、意志、温情、理性、忠誠、勇気、名誉、誠実、自信、謙虚、健康、楽天主義などがあげられていました。へぇ〜知らなかったです。笑

人から尊敬されるような立派な人に対して、喜びましょうということです。

羨んだり、おとしいれようとせずに、その人の美質を讃え、自分の人生にもそれを育もうとしましょう。

 

 

妬みなど、いやな感情が生まれたらどうしたらいいのでしょうか。

力を入れて追い出そう、闘おうとするのではなく、「観察」しましょう。

こんなところ（自分の中）にいたって心地よくないよという気持ちで接してみましょう。

冷静に見ていくと、新たな発見があったりします。

また、自分の精神を成長させるために訪れていたことがわかったりします。

私たちはそれぞれの成長段階においてかならず、必要な人や物事と出会うのです。

 

 

悪い人に対しては、無視しましょう。

無関心でいましょう。

話すな、というわけではないですが、そこから影響を受けすぎないようにするということです。

社会で生きる中で関わらないといけない場面もありますが、その人の意見を受け入れるかどうかは自分で決めることができます。

生きる目的はそれぞれ違います。

邪な人に忠告をしようとすると、こちらの平安が失われます。

そういう人がいたら、距離をとりましょう。

 

 

スートラではないですが、ほかの本で「嫌いなものをわざわざ並べて、まわりに飾ったりするのを、やめてしまう」ということを書かれていて、ああその表現面白いなあと思いました。

たしかに、「私これが嫌いなの」と言ってきっちり説明できるのって、それらをきれいに棚に並べてるような、嫌いなものコレクションを抱えているような感じ。

それよりも、嫌いなものや人は「ああ、私には合わないみたい」とパッと手放しちゃうほうが賢明でしょう。

目に見えるもの、出会うものはコントロールできませんが、

心の棚には、好きなものをたくさん並べましょう。そのほうが楽しいです。

 

 

 

最近の私のパワーとなっている言葉をシェアします。

今苦しいことがある、環境に満足していない…でもそれがあるから上にいける。

そのネガティブをポジティブにできる大チャンスがあるから。

試練は乗り越えられる。ひとりじゃないから。

「未来の自分が絶対見守ってるから、大丈夫」

 

 

 

 

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