こんにちは!
温もりホットYogaSalonGroupひよこ坂戸店、兎霞ヶ関駅前店インストラクターのmiwakoです。
休みの間にアーユルヴェーダの勉強をしています。
ヨガをやっているとアーユルヴェーダという言葉を聞いたことある方も多いと思います。
というのも、ヨガとアーユルヴェーダは姉妹科学と言われるほど近しいものです。約5000年前にインドで発祥した、一番古い医学といわれています。
生命の本質を知り、エネルギーのバランスを整え、健康で幸福な心身への回帰を促すことで、「健康長寿」ならぬ「健幸長寿」を実現させてくれる生命の科学なのです。
アーユルヴェーダの考え方、健康に対してだけではなく、生命や世界にまで広がる考え方に触れていると、
それは新しい智慧ではなく
ああ、そうだった
と大事なことを思い出させてくれるようです。
そのなかで、アーユルヴェーダの言う「真の健康」を共有したいと思います。
世界保健機関WHOでは健康をこのように定義しています。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます」
アーユルヴェーダでも、幸福感をとても大事にしています。
サットヴァという言葉があります。
この言葉の意味は、調和やバランスです。
私たちはサットヴァな状態を目指していきます。
調和、バランス。
ハイでもなく、ローでもない状態です。
経験があるかもしれませんが、すごくテンションが上がれば上がるほど、そのあとガクーンと下がるんですよね。すごく調子がいいときと、すごく調子が悪いとき、その浮き沈みがあると疲れてしまいます。
もちろん私たちには喜怒哀楽などの感情があり、それはとても大事なものです。しかしそれに振り回されてしまうことによって、目的やなすべきことを損ねてしまうのは、本来の状態ではないと考えます。
穏やかで、バランスがとれていて、いろんなものに臨機応変に合わせていける状態、さらにそれが永続的であるというところを目指します。
上がらないし、下がらない。
波があり、体も思考もおさえられないほど動的な私たち人間にとって、これってちょっと窮屈じゃありません?つまらなくありません?私はこう考えてしまいました。笑
しかし、目指すところはそうではありませんでした。
ハイとロー、その真ん中にとどまれ、ということではないのです。
調和がとれているとはどんな状態なのか?
サットヴァ(純性)
- 調和、バランス、光。上向きのエネルギー。魂と至福の成長と覚醒をもたらし、より高い知性を養う。視野を広げ、心を開く。明晰さ、愛、信頼、平和、真実をもたらす。心の自然な状態。
こんなエネルギーを高めていきましょう、というお話です。
エネルギーの流れ的には、自分の内側に向かうエネルギーです。そして上側に向かっていくような、元気が上がっていくようなエネルギーです。
サットヴァが高まると、自分の内側にフォーカスしやすくなります。
五感(目・耳・鼻・口・皮膚)が豊かになっていきます。そしてその先にある第六感、直感的なものが覚醒していきます。
感じる力が豊かになると、同じ世界に暮らしていても幸せを感じやすくなります。いろんなことに対して情報を察知しやすくなります。これが動物的直感というところで、自分の内側にもともと本来あるものを呼び覚ましていきます。
なので、真の健康に向かっていくと、正しい選択をする力が高まると考えます。サットヴァな状態であると、不調和をすぐに感じることができるんですね。これはなんだかおかしい、ちょっと調べてみようかとか、ちょっと休んでみようかとか、そんな感覚が芽生えます。しかし、そのような感覚が鈍ってしまっていると、不調に気がつかず、体や心の声をきいてあげられず、病気になってしまったりということになります。また、仕事や人間関係などにおいても「なんとなくこういう気がする」というように自分が動いていけて、周りから見たら運のいい人、というのもこの覚醒された感覚が大事なように思います。
そして、過去にとらわれず、未来の心配もしている時間もない、今に集中ができる、今の自分の人生にフォーカスできるようなエネルギーです。
いつも最善な選択が行えるマインドの状態というのも、健康の定義と考えます。
たとえば、すごく体調が悪かったり気分が悪かったりしたら、良いことをしようとか、人に優しくしようなどと思うのが難しかったりしますよね。
サットヴァなエネルギーが高まることで、人になにか貢献したり、自分の仕事について集中して考えられたり、まわりの人たちに愛情をそそぐことができたりします。
体の状態としては、透き通ったハリのある肌、澄み切った輝きのある目、透き通った声、尿・便・汗・涙が楽に定期的に出る、1日を通してエネルギーが安定して浮き沈みがない、深く安らかな睡眠により元気を回復して目覚める、などがあげられます。
しかし、幸福が人それぞれ違うように、健康も必ずしもこれが当てはまるわけではありません。健康は自分自身が主観的に実感をともなって体感される、心身の状態なのですから。
生まれたときから与えられた心や体に最大限の敬意を払いながら、個性を大切にし、あなたにとっての調和を実現させていきましょう。
体の声をきき、対話をし、もし病気や痛みと向き合わなければならないときは、病気や痛みと共存できる道を探しながら、共に生きていく新しい道を見つけていきます。根底に働く調和の力、体の中の未知なるいのちの力を見つけます。体と心の全体性を整えていきます。
つまり、本来の自分に戻っていく、もともと持っているものに気がついていくのです。
ベストな自分とはどんな状態でしょう?
例えばアスリートなら、「なんだか今日は体がよく動き軽いな」「自己記録を更新した!」「自分が思うように体を動かすことができる」と感じたり。
例えばお母さんなら、「いつも夫や子供の言動にイライラしてしまうのに、なんだか今日は愛情をもって受け答えできるな」「家事が時間内にスムーズに終えられた!」と感じたり、
例えばビジネスマンなら、「仕事に集中ができてはかどるな」「アイデアがたくさん出てくる!」「選択に迷わない」「営業がうまくいった」「社員同士よい雰囲気でいられているな」と感じたり。
ヨガの練習をしている人なら、「今日のレッスンすごく集中できたな」「思考と動きが一致していたな」「瞑想で新たな感覚がつかめた!」と感じたり。
目にいい、耳にいい言葉が並んでいますよね。サットヴァの性質は聞いているだけで穏やかな気分になります。しかしちょっと耳も痛かったりします。笑 私はいつでもそこまでできているだろうか?と自問したり…
しかし、今もこれからも、できていようができていまいが、目指すところを知っておくのはいいことです。
今日はアーユルヴェーダの考え方として紹介しましたが、ヨガの考え方でもありますよね。
一緒に目指していけたら嬉しいです。
マットの上だけではありません。いつでもヨガと共に。
Namaste. Om Shantih-Shantih-Shantih.
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また、それまでの運動では得られなかった体の変化を感じました。
今では、一生かけて深めたいものとなりました。
共に豊かに、成長していけたら幸いに思います。
人生のお供にヨガを。
お会いできるのを楽しみにしております!