こんにちは
ヨガサロン🐥ひよこ
kay です
お天気の良い日が続き気持ち良いですね
皆様。いかがお過ごしですか???
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先日93才の患者さん【女性】に長谷川式という認知症の診断基準となる、テストを行う機会がありました
アルツハイマーや脳血管性の認知症の診断はCTやMRIなどの画像診断も必須ですが
この長谷川式は本人に簡単な質問をしていき答えを聞いてそれをスコアにして診断基準にします
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認知症
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誰にでも起こりうる症状です
若年性アルツハイマーなどでも、使われます。
このおばあさま。とてもとても上品な方です
待合室では、背筋をちゃんと伸ばして順番が来るのを待っています。
高齢のため、押し車を押して来るのですが
周りの方に
失礼します。と声をかけての配慮もしています
クリスマスにはお孫さんが表参道までイルミネーションを見せるために車で連れていってくれたの。こんなおばあちゃんとクリスマスにデートして申し訳なかったわ。などと話してくれたりします。
私はこの方から学ぶことが多いのです
その立ち振る舞い、仕草
小津安次郎の小説を読んでいる気持ちになります
古き良き時代。まさに昭和の女性です。
普段から大変上品で、診察室に入るときも
ゆっくりと優雅なお辞儀をなさいます
笑うときも、口に手を当てて
ほほほ
と微笑むような感じ。
その日も
ステキな小花柄のブラウスに
薄い紫のボックスのスカートにストッキングという出で立ち。
常にハンカチを手に持ち、小さな皮の紫のバッグを下げています
娘時代から使っているのよ。とモノを大切にしていらっしゃる様子
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女らしいのです
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少し脱線しますが
私は高齢者の女性と接していると
全てのおばあちゃんは紫が大好き!
という事実に気づきました
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白髪を紫に染めている方の多いこと!
そして、洋服にも紫を使う方の多いことよ!
全ての
というには大げさすぎるかもしれませんが
高貴な色のバッグやブラウスはその方に
とてもお似合いで素敵なのです
もし、私がもっと歳をとっておばあちゃんになったとき
病院に行く際にこのような服装ができるであろうか??
と思うのです。
今、この現在の年齢でさえ
あー。たまにはスカート履かないとな
でも、スースーするし面倒だな
と思うこともあり、ストッキングも滅多に履かないです
そして朝バタバタしながら出勤するので、長いワンピースにも見えるコートの中は
いつでもヨガをできるよう派手なスパッツを履いて
よれっとしたTシャツで出かけるとかもしばしば
おそらく、もっと年齢を重ねたら、パジャマの上にカーデガンを羽織って出かけるような事になるかもしれぬ。
気をつけなければ。
まして、笑うときなど
ガハハー!とノドチンコまで見えるんじゃないか??
と大きな口を開けてしまうし
そのおばあさまには
あら?
口の周りに何かついてますよ。
と注意され
手で口元をぬぐうと、歯磨き粉がついていたりする始末。
とほほ
その意味でも、このおばあさまのように
きちんとして出かける事を心がけていこうと思うのです
そして、ちゃんと鏡を見ようと思うのです
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この方に、このような認知症のテストを行った理由があります
【最近、影のような黒いものが近くにいるのよ。朝起きるでしょう。 起きるときに、誰かが私の肩を叩くのでびっくりして目が覚めるの。わたし、一人暮らしなのにね。びっくりしてしまうの。】
とか
【家で1人でしょう。すると時々あれ?と思う事があるのよ。誰かがわたしの横を歩いていたりするのよ。】
それは、もしやオバケなのでは???
とも思い
怖いですか?
と尋ねると
【怖くないのよ。誰かいるんだなー。って思うだけなの。うふふ。】
と、余裕シャクシャクなのであります
怖くないなら良かったです
そんなわけで、その話をドクターにしたら
あら。それは長谷川式やってみて
と言われて、その検査をしたのであります。
この話は次のブログにて!!
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みなさんと一緒にヨガができること
心から
心から
楽しみにしてます
kay でした
忙しい毎日を送っていると心に余裕がなくなり小さなことでイライラしたり、自分を見失うことがあります。
本来の自分に出会うために、シンプルに[感じること]をすると、生きている喜びや世界に対しての感謝の気持ちが溢れてきます。
心や体の力を抜き人生を楽しめるようになるかもしれません。
いつも一緒にいてくれる自分の心や体とじっくり向き合う時間を一緒に作ってみませんか?