油の話

こんにちは！

ぬくもりホットヨガサロン ひよこ🐣のmihoです。

 

皆さん、今日は油のお話をシェアさせていただきます。

 

 

最近、メディアなどで魚の油やチヤシード、亜麻仁油など健康食品が沢山あります。

 

どれも良さそうで試してみたくなります。

食品のお話というのは、とても繊細で、個人差もありこれが良い、悪いという価値判断が難しいところだと思います。

 

ここでは、私の独断と偏見により、私の一意見としてお聞き頂ければと思います。

 

私は仕事柄、保育園の先生や大学の学生に栄養と健康について講演する機会があり、
例えば、保育園の先生であれば子どもが健やかに育つためにはどのような発育発達の段階でどのような食物がよいか、学生であれば、一人暮らしで不規則になりがちな食生活で体の不調を起こしにくいような食べ物の選択の仕方などをお伝えしてます。

 

その中で最近、とても共感され、反響が大きかったものに油の話があります。

一言で言うと、良い油、あまり積極的にとると身体に悪い影響を与えてしまう油というのは、存在します。

ただそれを受け取る身体自体に個人差がありますから、悪い油をとり続けても大丈夫！という人もいれば、少しとっても影響を受けてしまう人もいます。

 

それもそうで、薬ではなく、食品ですから継続することで影響を感じることが多いです。また、感受性の違いもありますね。

 

第一弾として、あまり積極的にとると悪い影響の出やすい油のお話をします。

 

皆さんはパンを食べるとき、マーガリンとバターどちらをぬりますか？

参考future food lab

これは、トレーにマーガリンとバターを置いて外に放置しておいたものです。

黒い点はありさんです。ありさんはマーガリンには寄り付きません。

なぜかというと、マーガリンにはトランス脂肪酸という自然界には存在しない人工的な油だからです。

 

トランス脂肪酸はアメリカでは肥満、心臓病との関連が指摘され、２０１８年６月までに食品添加物から全廃すると発表されました。（明日までですね！）

 

多量に摂取すると以下のリスクが高まると言われています。

・心臓病

・高血圧

・糖尿病

・アレルギー

・流産、死産、低体重出産

・子宮内膜症

・精神疾患

・認知症

トランス脂肪酸が含まれる食品は

マーガリン、ショートニング、コーヒーフレッシュ、冷凍食品（一部）、カップラーメン、スナック菓子、生クリーム、植物性油脂

私がショックを受けたのは、赤ちゃんの離乳食にまでトランス脂肪酸が入っていたことです。

そして、私の経験談ですが、私の娘が１歳の時、離乳食から普通食へ変わる時に保育園の指導でマーガリンを試してくださいと園から言われたことがありました。

私はびっくりして栄養士の先生に相談しました。思い切って、「マーガリンは、トランス脂肪酸が入っていて体に良くないと思うのですが」といったところ、その栄養士の先生は、「はい、私も取りたくありません」とおっしゃったのです。担任の先生に伺うと、バターよりマーガリンの方が早くパンにぬれるからとのことでした。

 

保育園の先生方のお忙しさはとてもわかりますし、全体の組織としての確認ということも必要かもしれません。先生方を非難することはできません。

 

 

ただ、私はこの経験んから、自分の娘は自分で守るしかない！と
思うと同時に、多くの子ども達があんぜんなものを安心して口にできる環境にして行きたい！と強く思いました。

たかが食物、好きなものを好きなだけ食べたい！子どもには好きなものを我慢させずに食べさせたい！忙しいから簡単なもので済ませたい、と思うかもしれません。

 

でも、食べたものから人の体はできています。脳の９０％が１歳で構築されるとわれています。脳の６０％は油でできています。良い油を選択していきたいですね。

ちなみに人間の体は６０兆個の細胞からできていると言われています。その細胞の外側は油で囲まれているんです。油で細胞が変わってくる！？

 

次回は良い油についてお話します。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

miho