温もりホットヨガ坂戸店、インストラクターの
makiです。
今日はちょっとだけシリアスな話をします。
元気がない方は、悲しくなってしまうかもしれないので、
次回読んでみてくださいね!
皆さんには、
後悔しても後悔しきれないほどの後悔をしたことがありますか?
私は、一つだけあります。
今年の4月に祖父が亡くなりました。
91才でした。
祖父とは、30年近く、共に暮らした間柄でありながら、
それほど仲が良かったとは言えず、
険悪な時期もありました。
しかし、亡くなる2年くらい前からは、
共通の趣味の上座仏教の話で盛り上がり、
本当に良い関係が築けました。
今、こうして、皆さんの前でインストラクターをしているのも、
一重に祖父のお蔭の面があります。
その祖父が、亡くなる1か月前に
「マキ、おじいちゃんに何か言っておきたいことはあるか?」
と聞きました。
私は、本当は言いたい言葉があったのですが、
それを言ってしまったら、何だか安っぽい
3流ドラマのような気がして、
ただ、
「ないよ」
と答えました。
あんなにもお世話になったのに、
私は、心から祖父にお礼を言ったことがありません。
「ありがとう」
と言ったことがありません。
2度と会えなくなることくらい、
分かっていたはずなのに、
そんな時にすら、
つまらない意地を張って、
素直になれない。
どれだけ私はバカなんだろうと、
本当に後悔しました。
亡くなった後で、何度も何度もその場面を思い出し、
もう2度と言えないことに愕然とし、
悔やんでも悔やみきれない、後悔が
私の中に残りました。
皆さんには、いつも、
「今この瞬間を生きましょう!」
と自分のことを棚に上げて
お話しちゃうのですが、
祖父のこと以外でも、
過去に囚われてしまうこと沢山あります。
でも、それが悪いかと言えば、
そうでもない気がします。
そんな深い後悔があるからこそ、
今生きている人には、
「ありがとう」
って言えるようになったし、
そのおかげで、強くなれる部分がある気がします。
女性でも、荷物を背負えば、車を動かすことが出来る
という話を聞いたことがあります。
荷物を持つことによって、
地面との摩擦力が、増えるので、
その力で、車を動かすことが出来るのです。
だから、
後悔という荷物が
今の私を強くしてくれてるのかな
と思います。
ですから、常に、今の瞬間を生きなくてもいいと思います。
これは、本当に、1日10時間の瞑想を
何百日も続けてきた私だからこそ
分かったことです。
「瞑想こそが世を救う!」
と本当に気が狂ったかのように、
瞑想に傾倒していた時期がありました。
効果はありました。
しかし、やりすぎたときに、
精神が、俗世に還れなくなってしまったことが
あって、何事もやりすぎはいけないなと思いました。
今の瞬間を生きるメソットは素晴らしいものです。
でも今を生きることができなくても、
それもまた、必要なことなのかもしれません。
他にも書きたいことがたくさんあるのですが、
長くなってしまいそうなので、今日はこの辺で。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
また、お会いできるのを楽しみにしています。
(次回の私のレッスンは、12/6です。)
maki