こんにちは!
温もりホットYogaSalonGroupひよこ坂戸店、兎霞ヶ関駅前店インストラクターのmiwakoです。
今日はヨガ哲学について書いてみようと思います。
ヨガには何冊が教科書のような、ルールブックのような本があります。
その中のひとつである「ヨーガスートラ」から、ヤマ・ニヤマについてお伝えします。
ヨーガスートラには、ヨガをするにあたってどのような心の準備するのか、についてよく書かれています。
そこでは8つの段階があるとしています。
八支則と言います。
8つのステップを踏んでヨガを完成させると考えています。
「ヤマ」はそのステップの1つ目にあたります。
「ニヤマ」が2つ目。
普段みなさんがスタジオで実践している「アーサナ」は3つ目にあります。
ですから、ヤマ・ニヤマを実践すると、アーサナの実践がより効果的になると考えています。土台があることで、アーサナはすごいパワーを発揮するとのことです。
逆に、ヤマ・ニヤマをやらずにアーサナだけをやるのは、効果はもちろんありますが、人生を変えてくれるほどの劇的なパワーは感じられにくいでしょう。
さて、ここまで読んで頂きありがとうございます。
ヤマってなんだし!ニヤマってなんだー!?とカタカナがうっとうしかった皆様、ごめんなさい。笑
ヤマとは、社会で生きるうえで他者とよりよい関係を築くために守りたい約束です。
ニヤマは、自分自身とよりよい関係を築くために守りたい約束です。
一般的に本などでは、ヤマは禁戒(やってはいけないこと)
ニヤマは勧戒(すべきこと)というふうに訳されています。
しかし、ヤマは他者に対して行い、
ニヤマは自分に対して行う心構えという見方も良いかと提案します。
まずは、ヤマについて書いていきますね。
というのも、最近ヤマについて先生から詳しく話を聞けたので、本からだけではない知識がちょっと増えたのでシェアします。笑
詳しい内容は次のブログに書きます。
今回はその前段階のお話をしますね。
話の中で印象的だったのが、本と先生の言っていることが全く同じではないという点でした。
これは、ヨガの哲学全体に言えることですが、私たちが本屋さんで手に入れて読むことができるのは、原文ではなく解説書です。
この文は、こうこうこういうことを言っている、と解説してくれているものなのです。
ですから、解説者によって受け取るポイントが変わってきます。
どうやらサンスクリット語は、味わい深い言語なようです。
私は原文を読むことはできませんが、たとえ読めたとしても「ああ、なるほど了解」と理解できるような単純なものではないのだろうと思います。
他の文や本や時代背景と照らし合せながらようやく「こういうことを言ってるのではないか?」と教えてくれているのが、解説書を読んでいると伝わってきますから。笑
さらに言えるのは、ルールは常に変化します。
時代は変化しています。
人びとの暮らしも変化しています。
天気もマインドも価値観も変化しています。
現代に役に立てられるようにヨーガスートラを見ていくと、また違った解説になるのです。
ですから私の師匠は、前回言っていたことと今回言っていることは違うのは、
前回の私と今回の私は違う人間だ(変化している)からだと言います。笑
私はそのスタンスがとても好きです。
最初は混乱するかもしれませんが。笑
今回私はここにヤマについてまとめますが、
もしかしたら一年後はまた違うことが言えるかもしれません。
そうできるように学び続けたいと思います。
最初にヤマ・ニヤマを実践してからアーサナをすることと書きましたが、
これは伝統的な練習方法です。
昔は、まずヤマ・ニヤマを練習し、そこからアーサナに移っていたそうです。
現代は逆ですよね。
まず体を動かすところから興味を持ち、やっていくうちに哲学にも興味がでてきて…という流れが多いように感じます。
でも、この流れは現代に合っているのだと思います。
昔は日常の中で体をたくさん動かしていました。
今ではボタンひとつで終わる作業も手を動かしてやっていたわけですし、移動も乗り物ではなく歩いたり走ったりしていたのです。
ですから、体の準備がある程度できていたのだと思います。
現代人は、だいたい運動不足です。
自分の体の管理ができていないのに、生活習慣やマインドの管理はさらに難しいことです。
ですから、アーサナから入るのはとても良いことです。
それだけでも完璧ですし、もし興味があればヤマ・ニヤマの実践もやってみるのも素敵です。
もう1つのアドバイスは、準備ができ次第で良いということです。
ヤマはこれこれです!と目にすると、全部完璧に守らないと効果が得られないのではないかと思ってしまうかもしれませんが、そもそも完璧に守るのはと〜っても難しい項目です。
もし簡単でしたら、このように八支則にまとめられていないでしょう。
ですから、できるところから、やってみたいところからスタートするのがよいでしょう。
そしてこれは、自分自身との練習です。
実践する中で、これはすごくいい!どうしてみんなやらないのだ、とヤマに異なる行動をする人に対して怒りが湧いたり、強要したくなる気持ち、あの人は間違っていて私が正しいといった想いが出てきたりするかもしれません。
しかし、ヨガの練習は自分の中に平和を見つけていくことであり、まわりの環境を変えようとすることではないのです。
人のことをあれこれ言わないというルールを設けるのは、自分もラクでいられます。
どうか、楽しんで実践ができますように。
また、反対に「え〜やだ、そんなのやりたくな〜い」と思う方もいるかもしれませんね。笑
大丈夫、やらなくても。
ヨガの教えはそこにあるだけです。ヨガスタジオに通っている人がみんなやらなければならないものではないのです。その教えを手にとるか、とらないかは選ぶことができます。
でも、せっかく通ってくれているので、こういったところでちょこちょこ情報として見せていこうと思っています。
きっと、ああこの考え方はいいな、とか、これならやりたいなということもあると思います。そうなったらやってみたらいいと思います。
なにかしら良い変化を感じて頂けるはずです。
というわけで、前置きでした。
哲学に対する心構えを書いてみました。
次回、ヤマの内容に入ります。
お楽しみに!
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