miwako 変わらないものと繋がりましょう🤝🌈

こんにちは！

温もりホットYogaSalonGroupひよこ坂戸店、兎霞ヶ関駅前店インストラクターのmiwakoです。

 

変化が大きい小さいはあれど、生きている世界は常に変化しています。

とりまく環境も季節も体調も、あらゆることが変化しています。

 

ヨガは、“変わらないもの”と自分が繋がることができるよう練習しています。

時代とともにやり方が変わったり、メソッドが増えたりはしていますが、

本質は変わりません。

新しいものを取り入れるわけではなく、時代を超えてずーっと受け継がれている知恵です。それの持つ真理はいつの時代にも通用します。

ヨガを通して、本当の自分、変わらない部分と繋がっていきましょう。

 

それを「真我」または「プルシャ」と呼んだりします。

本当の自分とは、なんでしょう？

それは説明ができない自分です。

説明ができる自分は変わっていくものです。

 

たとえば、「私はみわこです」と名前が自分を示すものとしましょう。

では、「今日からお前の名前はセンだ！」と名前を変えられてしまった「千と千尋の神隠し」の千尋はどうでしょう？彼女は名前を変えられてしまいましたが、彼女自身はそのままです。

真我は、私は○○ですという説明を超えたところにあります。言葉を超えた部分です。どうしたって変わらない部分です。

 

しかしそれ自体は見ることができません。説明がつかない場所なので（笑）

例えるならば、私が私自身の顔を直接見ることができないようなことでしょうか。

鏡を通して、写真を通してであれば見ることができますが、直接見ることはできません。

同じように、私たちは自分のことをいろんなことを介して認識しています。私はみわこだ、私は女だ、私は日本人だ、私は両親の娘だ、私の職業はなにだ、私は後屈が得意で前屈が苦手だ、私はコーヒーが好きだ、など…。

しかしそれは認識するための材料でしかありません。ときには障害ともなりえます。

私は束縛されている、限界がある、不自由だという思い込みや勘違いにすすんでしまうと、本質を覆い隠してしまいます。

 

見ることができないので、自分の本質を外側に探求しても内側に探求しても見つからないでしょう。

しかし、それは常に在り続けます。何からも影響を与えられない存在が私の本質です。

私自身です。

 

谷戸康洋先生がインスタグラムで素晴らしい言葉でまとめてくれておりました。

「私感覚や対象物、主体も客体も存在しない、唯一の実在、唯一の存在をあるがままに。」

 

人々は何か新しいものとして真我を見たいと願っている。

だが真我は永遠不変に存在し続ける。

彼らは真我を輝く光か何かのようなものとして見ることを望んでいる。

どうしてそうありえよう？

真我は光ではなく、暗闇でもない。

それはあるがままに在る。

最もふさわしい定義は、「私は私であるものである」（I AM THAT A AM）

 

あるがままに/ラマナ・マルハシの教えより

 

 

不動な本質の存在を認めることができたら、少しでもその気配を感じ取ることができたらなら、

私たちはこの変化しまくる世界の中で、安定感と落ち着きを得ることができるのかもしれません。

 

ヨガのアーサナは「快適で安定したものでなければならない」と言われます。

変わらないもの、本質、不動の存在と繋がるからと言っても、私たちはジッとすることができません。

同じ姿勢で座っているだけでも、どこが痛い、どこがしびれるなどと言って動かずにはいられないし、いつも肩や背中や腰や足のことが気になって仕方がないでしょう。

体が完全に健康で、毒や緊張から自由でないと、快適な姿勢というのは容易に得られないのです。

 

私たちに必要なのは強さであり、同時に柔軟であることです。

とても固くて強いが、粗雑でもろいのではすぐに壊れてしまいます。

柔軟であれば壊れません。

そして、そういう体は健康で緊張がないでしょう。

そのような体であれば、本質と繋がりやすくもなるでしょう。

 

ヨガのアーサナの練習は、体を柔軟に、そして強くしてくれます。

そうした体を作っていくことによって、私たちはすでにそこにある本質を見つけていくことができます。

もう持っている自由に気がつくことができます。

平和が私たちの本質なのだと気がつくことができます。

自由も平和も、外から得るのではなく、すでに持っているのだと気がつくことができます。

 

 

真我については、私もまだまだ知識不足であると思います。

なぜなら話でしか聞いたことがないからです。笑

自分の経験がともなっていないからです。

しかし、私がヨガをする目的は、体型を変えることでもなく、ただリラックスしたいからなだけでもなく、気持ちいいからなだけでもなく、仕事にしたからでもなく、このへんにあるのだと思っています。

体がやわらかくなったり軽くなったり、姿勢が良くなったり、お腹にくびれが出てきてくれたり（笑）、いろんなポーズができるようになったり、考え方の視野が広がったり、そういった恩恵は自然とついてきてくれます。ご褒美のようで嬉しいものです。

しかし、それが一番の目的ではないので、道の途中でもらえたギフトのような感覚です。

どこを目的にしても良いと思います。しかし、道はつながっているので、きっと１つではないいろんな恩恵がやってくると思います。

 

今年、自粛期間に入ったあたりに「ヨガをやっていて本当に良かった…！！！」とそういえば感じていました。

歴史あるゆらぎない教え、不動な存在に自分をつなぎとめておくことというのは、なんて気持ちに安定感を与えてくれるのだろうと思いました。

時間ができたことにより、じゃあ今こそヨガやろう！と思えたのは幸せでした。

 

最近、強さと柔軟と安定感を体現したようなアーサナの画像を見つけたので、

まずはそれをイメージして、目指して、練習していこうかと思っています。

ひよこやうさぎのみなさんも、最近「これができるようになりたい」「このポーズが憧れ！」と教えてくれるので、私もわくわくしています。

来年も楽しみです。

いつもありがとうございます。

 

 

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