miwako　世界は地続き🌳真我は繋がっている🤝

こんにちは！

 

温もりホットYogaSalonGroupひよこ坂戸店、兎霞ヶ関駅前店インストラクターのmiwakoです。

 

昨日もレッスン参加ありがとうございました！

オンラインのほうはネット環境が整っておらず、何度も接続が切れたりと、とても受けにくかったと思います。大変申し訳ございませんでした。

 

 

 

ある面白い話を目にしました。

 

木は会話をして、いろんなことを知っている。

木たちは世界の木たちと地を通して通じているから、

どこかに行く前に「どうぞよろしくお願いします」と話すと

行った先でその話を聞いた木々が出迎え守ってくれる…

 

木たちは地面を通して世界中つながっている、確かに！と思いました。

まあるい地球、同じ地に根をはる木々のイメージ…

そこから連想されたのは、「真我（プルシャ）」でした。

なぜ真我が連想されたのか、の前に、真我とはなにか？を簡単に説明します。

たとえば、「私」について説明するときに、職業や性格、外見と特徴などといった個別性を手がかりにすることが多いでしょう。

しかし、これらは変化しうるものです。

心や感覚が更新されたり、細胞が生まれ変わったりしてしまえば、それまでとは別の「私」ということになってしまいます。

しかし、実際にはどんなときにも変わらない「私」という存在があります。その部分が真我です。

 

生命は「身体・精神・真我」という３つの複合体と考えます。

真我から精神が生まれ、精神が身体を作ります。

これを海に浮かぶ島にたとえると、

水面に出ている島々は「身体」

海水の中にある見えない部分が「精神」

ひと続きになった海底が「真我」に相当します。

さらにいうと、真我には個別性がないのですべての生命は共通であると考えます。

つまり、すべての生命は海底で繋がっており、同じ意識の場に島が立っている、

というように見ていきます。

その地続きになった海底、というのが、この「木は根を通して、地を通して世界と繋がっている」というイメージと重なったんですね〜

 

 

さらに話を深めると、

すべての生命と言っているので、この島々は人間同士の話ではありません。

たとえば、人間と木も元は同じであると考えます。

人間と木を分析すると、物質的なレベルでは同じ元素からできており、

そこにある違いというのは、それぞれに含まれるエネルギーと情報の違いであると言います。

このへんの知識は「頭の良い学者さんたちが言っているのだからきっとそうなんだ〜世界をミクロミクロに突き詰めていくときっと同じ材料でできているんだ〜」と私は理解しています。笑

 

すべては同質のものから成っているというのは、古代のヴェーダの賢者たちも言っています。

「Tat tvam asi」タットヴァマシー

（我はそれなり。あなたもそれなり。すべてはそれなり。それは存在するすべてであるから。）という意味です。I am thatです。

 

水面に出ている島同士を見ていると、個性があって別物に見えますが、

海底では全て繋がっているのです。

広大な統一場である宇宙は、私たちの体の延長にあるのです。

 

私はその、私たちみんなの源である宇宙（もしくは海底）を想像し、

そこに瞑想すると、なんとも穏やかな安心した気持ちになります。

 

手塚治虫先生のマンガ「ブッダ」でも生命は全て同じであるという絵が見つかります。

毒によって死のふちにいる娘を助けようと、ブッダは彼女の心の中に入り込みます。彼女の魂を体に連れ戻そうと。

しかし追いかけているうちに、ほかの魂の中に紛れてしまいます。

それらの中心には、大きな光のかたまりがありました。

生命にはかたちがなく、上も下も左右もなく、過去も今も未来も関係ない。虫でもゾウでも人間でも花でも、みんなもともと同じ仲間なのだと説きました。

 

 

また、さらに深くいきますと（笑）

ヨガの「献身」という姿勢にもつながっていきます。

献身というと捧げるという意味なので、ピンときにくいかもしれません。

運動のひとつとしてヨガをやっているようなときは、捧げるとか、なにそれやだ〜と思うかもですね（笑）私も思っていました。

でもちょっとお話してみますね。

さきほども書いたように「tat tvam asi」我はそれなり、なのです。

つまり、私は宇宙と同一であり、宇宙は私と同一であるわけです。

私の個別性、エゴが身をひそめたときにそれが現れてくるといいます。

私たちはエゴによってなにかをやろうとします。

「私は集中することができる」

「私はこれこれを透視することができる（ヨガを極めると超能力のようなことができるといわれます）」

しかしそうではなく

「私はなにもできない。それをするのは　＜あなた＞　です」

とするときに私たちはエゴを超えて、自由で純粋な私になるというのです。

 

ときどき私たちには自分の想定外のことがおこります。

期待してなかったけど、運良くいい人、いい仕事に出会えた！とか

なんかトントン拍子に話が進んで、頑張ってないのにうまくいっちゃった！とか

棚からぼたもち的なことありますよね。

もちろんネガティブなこともありますが、それも自分を成長させてくれるような良いきっかけとなったりします。

自分の考え、エゴだけでは世界は動かせませんし、動かそうとすると苦しいでしょう。

宇宙の流れ、自然の流れに身をまかせる。

＜あなた＞の意思が私の身を通じて輝き出すように、ヨガをして身を鍛え清め、精神を整えるのです。

 

ヨーガスートラでは無上なるプルシャ（イーシュヴァラ）に帰依することを

イーシュヴァラ・プラニダーナと言います。

 

特定の神様を信仰し、お供えなど捧げ物をするのはここでの献身とは違います。

最初に言ったように、全ての生命は同じ宇宙からきているのですから、身の周りの存在のために働くことが献身になります。

魂の本質を万物万人に見ることです。

献身の初期段階は、自然に感謝したり奉仕することですが、

次の段階には自分が自分に満足することが最高の献身と言われます。

 

ここまでくると私も耳が痛いのですが（笑）、今のレベルで最良を目指していくことでしょう。

それぞれの、そのときの、必要な関わり方で。

精神の道には終わりがないと言います。成長のみ。よって完璧なゴールはないのです。

その道の上を歩くことは選べます。

ヨガは楽しいです。

私たちの内側のイーシュワラが溢れ輝きますように！！🧡🌈

 

 

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