miwako 自分のものはない、預かっているだけ🤲執着の向き合い方

こんにちは!

温もりホットYogaSalonGroupひよこ坂戸店、兎霞ヶ関駅前店インストラクターのmiwakoです。

 

ヨガの教えではよく、執着を手放しましょうといいます。

なぜなら、執着は苦しみに繋がりやすいからです。

いわゆる“楽しみ”というものはすべて、それを失うことへの恐れも同時に持ち込んできます。

単純に楽しんでいるときは良いかもしれませんが、一旦失う恐れに気持ちが傾くと、とたんに苦しくなります。楽しむことさえ忘れてしまうでしょう。

 

執着をしないことと、無関心は違います。

生きていくためには執着と欲は必要です。

しかし、それはあなたを前に進めてくれるものであるべきで、足を引っぱるようなものにしないほうがいいでしょう。

 

手放すべき執着とは、悪い執着です。

あなたを苦しめる執着であれば、手放しましょう。

 

ヨガの教科書のひとつである「ヨーガスートラ」の解説本、

「インテグラル・ヨーガ」に、良いヒントが書かれていたので、抜粋してみます。

何でも自分が所有しようとするな。一時それを預かってはいるが、自分はただの受託者で、所有者ではないと思え−−−

 

自分のものだと思うから、手放すときに抵抗します。

しかし、自分のものではないと考えすぎると、大事にできない感じもします。

預かっているのだと考えると、ちゃんと大事にできる気がします。

この身体でさえも、一時的に預かっているのだときいたことがあります。

 

 

一つの魂を受け取って、それを九ヶ月の間養い育て、やがてはそれをこの世に送り出す母親のようであれ。その母親がもし、赤ん坊をいつまでも子宮の中にとどめておきたいと思ったら、どういうことになるだろう?そこにはすさまじい苦しみがあるだろう。何かが熟してしまったら、それは次に手渡されねばならない。だから、献身こそが真のヨーガなのである。

 

あなたの元にきたというのには意味があり、そこで役目を全うするべきです。

役目が終わり、きたものが自分から去っていくのはさみしいですが、「じゃあ最初から無ければ良かった!」というには、あまりにもあなたの役目が大きすぎます。赤ん坊は母親のお腹にいる期間を抜いては、外の世界に出てこられないのですから。

やってくる、出て行く、というのは自然なことであり、それを嘆き悲しみすぎないでください。

 

 

「ひょっとしたら私は、地位を、お金を、あるいは美貌を失いはしないだろうか…。」だから自分の目や鼻、果ては指やつま先にまで保険をかける。彼らは物に触れることでさえ神経質になって、いつも緊張している。美しい顔を持つことはいいことだ−−−そう、“何だって”持ってたらいいのだ。ただし、それらのものをして懸念や恐れを持ち込ませないかぎりにおいてだ。もしそれらが来るなら来させ、それらがあることを楽しめばいい。だがそれらが出て行くときは、その出立を楽しもう。それらが来るときはひとりで来たのだ、だから今度もひとりで行かせよう、外から来た物と一緒に自分の心まで運び去られることなく…。

 

離れていくのでさえ、楽しんでしまえばいいのだと思うと、気が楽になる気がします。

入ってくる=ポジティブ、嬉しいこと、良いこと

出て行く=ネガティブ、悲しいこと、悪いこと

というものさしで見ていると、出て行くときに必要以上に反応してしまいますが、ポジティブかネガティブかというのは自分でつけた価値観であり、実際にはただ移り変わっているだけです。

 

また、古いものが出て行くと、新しいものが入ってくるというものです。

愛着のあったものの別れはさみしく心細いですが、絶対に新しいなにかが入ってくると私はいつも信じており、実際にいつも入ってきています。

自分のレベルアップを感じるときもあります。

今やっていることは、好きでも嫌いでも、楽しくても辛くても、今しかきっとできないことです。

楽しくやりがいを感じることなのであれば、ぜひ大切に、後回しにせずに今できることをやっていきましょう。

やめたい辛い(でもすぐにはやめることができない)と感じることなのであれば、それは長くは続かないことを知っていてください。そのようなときは速く歩く必要はありません。ゆっくり注意深くいてください。きっとまた楽しく歩くことができるようになります。

 

 

「あ、これは悪い執着だ。手放そう」

そう考えても、簡単には手放せないものです。

急に感情や欲ではなく、理解力や知恵の声を優先しようとしても、そう上手くはいきません。

普段の生活で、もっと簡単なレベルの選択で感情や欲の声を聞いている人が、

もっと大きな大事な場面で、どうして理解力や知恵を使うことができるでしょうか?

例えば、明日早いから今日は早く寝たほうがいいな、とあなたはわかっていたとします。しかし、見たいテレビがあったり、消化が重そうなものが食べたいという欲を持っていたとします。

このような場面で、早く寝るというほうを選択できるのであれば、理解力の声を聞いているということです。きっと人生の重要な場面での決断でも、理解力を使うことができるでしょう。

ときどきグータラするのは良いんです。そういうゆるさも大切だったりしますから。しかし、それが習慣や性格になってしまうと、手放したい執着も手放すことが難しいでしょう。

 

本当に苦しいときに、余裕が無いときに、切羽詰まっているときに

急に「本当の自分の声」をきこうとしてもできないものです。

調子がいいときに、元気なときからちゃんと、自分と信頼関係を結んでおきましょう。

どんな状況でも、平和とともにいられますように。

 

 

埼玉の霞ヶ関(川越市)に7/1オープン‼️

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