miwako 道を知ることと、実際に歩むことは違う。

こんにちは！

温もりホットYogaSalonGroupひよこ坂戸店、兎霞ヶ関駅前店インストラクターのmiwakoです。

 

ヨガの教えでは、「結果は選ぶことができません。結果を気にしすぎないで。それよりも、今やっている行為に集中しましょう。結果は選べないけれど、向き合う姿勢や態度は選ぶことができます」と言われます。

もちろんカルマの考え方で、原因があって結果がある、アクションがあるからリアクションがあるのですが、しかしその結果はいつやってくるかはわかりません。

 

たとえば、憧れの１８０度開脚ができるようになりたい！と思って、毎日ストレッチを頑張ったとしましょう。

思ったよりも早く１８０度開脚ができるようになるかもしれないし、

もしくは何年もかかってしまうかもしれないし、

または生きている中で、間に合わないかもしれません。

 

できるかできないか、ではなく、練習に集中しましょうということです。

過程に目を向けましょうということです。

 

結果は結果です。

過程は「在り方」です。生き様です。

ポジティブな態度で向き合いましょう、と教わりました。

 

 

でもこれを実践するのは、難しい…

ついつい焦ってしまうし、できないことにがっかりしてしまいます。

 

私のまわりにはこれを実践されている方がたがいます。

本人たちは哲学的な自覚がないかもしれませんが…

彼らの在り方は、私にとってとても良いお手本です。

 

 

先日出会った外国の男性ヨギー、彼の右足にサンスクリット語でタトゥーが入っていたので、何と書いてあるのか質問しました。

Anicca アニッチャ、日本語ではなんと言えばいいのかな…？変わり続けるという意味です、と教えてくれました。

 

のちほどネットで調べてみると「無常」という意味が出てきました。

 

彼の右足は怪我が原因で感覚がなくなってしまった部分があるそうです。

ですから、片足のバランスポーズなどは難しいようです。

感覚が無くなってから１年ほどたったとき、医者から「もうずっと治らない」と言われたそうです。

しかし、ずっと治らないかどうかはわからないじゃないか、と思った彼はその翌日に「無常」という意味のタトゥーを入れたのだと。

 

現在、それから３年ほどたっているそうですが、今も感覚が無いままヨガを続けています。

 

感覚がない、というのは本当に不安だと思うのです。

まだ痛みがあったりしたほうが手応えがあっていいのかもしれない、と想像します…

しかし、彼の前向きで、いそがない焦らない姿勢にとても感銘を受けました。

きっと、きっと彼の足は変化し続けています。

 

 

 

 

また、ある方は私と同じクラスを受けている女性なのですが、

彼女は自分でスタジオを持っているようなヨガのインストラクターで、頼れる素敵なヨガの先生！という雰囲気を持っています。

 

いつもクラスの始めに、先生と彼女が話しているのですが、

よくよく聞いてみると…そういえば毎回からだのどこどこが痛いって言ってるな、と気がつきました。笑

毎週、どっかしら痛いと先生に伝えていて、調子いいです問題ないですと言ってるの聞いたことないな（笑）と気がつきました。

でもなぜ気がつかなかったかというと、彼女の話し方がとても明るいからなのです。とても自分の不調を話している声色ではないのです（笑）

身体に痛いところがあるけれど、心は元気！おわったあとも「気持ちよかったです〜！」と楽しそうに感想を言って帰っていくのです。

 

 

私自身は、体調にものすごく影響を受けてしまいます。身体の調子が悪いと感情もそれに引っぱられてしまいます…

まだまだですね。彼らを見習いたいです。

 

 

ヨガの練習も、哲学の教えも、

私から問題をゼロにはしてくれません。

しかし向き合い方、受け入れ方のヒントをくれます。

 

みんな、みんな頑張っている。☺️🙏

 

 

埼玉の霞ヶ関(川越市)に7／1オープン‼️

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